※注意※
以下ただヤってるだけです。
自己責任でお願いします。


















「…っんっ…ふぁ…」 
耳が籠もり外で降り注ぐ雨の音がひどく遠く感じられた。 
なのに自分と相手の息遣いだけはどこまでもなまめかしく頭の中で鳴り響く。 
びっしょりと濡れたうちぎが肌に張りついて冷たいはずなのに全身が熱かった。 
もっと何か言わなければいことがある。 
そう朦朧とした意識の中でわずかに有り余った理性が主張している。 
もっと伝えたいこともたくさんあったはずなのに、頭が正常に機能していないのかもしれない、何もかも今はどうでもよかった。 
ただ強く自分を抱きしめて舌を絡め合ってる目の前の人物だけを求めていた。 
僅かに機能を残した頭が認識できたのはただ二文字の言葉だけ。 
「…幸村…っん」 
口唇が解放された隙にその名前を三成は呼んだ。 
すると相手が熱を帯びた目で三成を捉え、彼もまたその二文字しか言葉を知らないかのように名前を呼んだ。 
「三成殿っ…!」 


激しい口づけを交わしながら幸村の手が性急に三成のうちぎを脱がしてゆく。 
三成の白い肌が露わになると自分だけが不公平だと言わんばかりに今度は三成が幸村の着物に手をかける。 
しかし雨で冷えきった指先は思うように動かず、結局幸村は自身で着物を脱ぎさった。 
すると三成の前にこれから己を抱こうとする男の引き締まった身体が晒される。 
(…俺はこれからこの身体に…) 
ずっと恋い焦がれていた男が目の前にいて、しかも己を欲している。 
そう思うだけで三成は歓喜のあまり身震いした。 
幸村の骨ばった手が三成の鎖骨をなぞり今日何度目かの接吻とともにそっと押し倒される。 
幸村の大きな手はそのままどんどん下へ伸ばされ遂には既に芯を持ち始めている三成の自身を包み込んだ。 
「あっ…やっ…!」 
その瞬間全身がぞくりと粟立ち思わず抵抗の声を上げたが幸村はかまわず三成を扱き始める。 
「ふぁっ…あっ…あっ」 
声を出すまいと口元を覆うような仕草をとろうとしたその腕を幸村の空いた方の手で拘束されてしまった。 
ともすると三成は喘ぎを止める術を無くして自分の声が耳元で反響するのをただ聞き入れるしかなくなる。 
おおよそ自分のものとは思えぬ女のような声を気持ち悪いと思うのに三成の自身は幸村の手の中で早くも弾けようとしていた。 
「んっ…あっあっ…ぁあ!」 
色事に関して普段あまり関心をしめさない三成は自身を他人はおろか自分でさえ触れるのが稀であったために好いた男からの刺激には非常に弱かった。 
短い悲鳴のような声と共に三成は白い飛沫を幸村の手の中にぶちまけた。 
「はぁ…っゆ、きむら…んんっ!」 
射精直後の揃わぬ息で幸村の名を呼ぶと弛緩した三成の後孔にべっとりと三成の精液を付けた幸村の指が侵入してきた。 
「ぃやっ…い、たいっ…」 
今まで何も入ってきたことがないその器官は外部からの侵入を拒むかのようにきゅうっと幸村の指を締め付けるのに幸村の指は逆に三成の後孔を押し広げるかのような動きで三成は表情を歪ませる。 
「んっ・・・ぁ・・・ぁんっ!」 
幸村の指が三成の中のある一定の箇所に触れたとき三成は全身をビクンと震わせ甲高い声を上げた。 
(なんだ・・・これは・・・) 
それまで不快感を感じていた行為が急に快楽的なものに変ったのだ。 
「ぁっあっ・・・」 
三成の変化に気づいた幸村はその箇所を丹念に揉み解すように指を動かす。 
そのたびに三成からは喘ぎ声が漏れるが、もはや三成はその声が気持ち悪いなどと考える余裕すらなくなっていた。 
圧迫感はあるのに中を占める指の数が増やされても快楽の波が退くことはなく三成の自身は再び芯を持ち始めていた。 
しかしまた昇りつめる、と思ったところで不意にそれまで三成の中を侵していた幸村の指が引き抜かれ荒い息を整えながら三成は幸村を視界に捉えた。 
「ゆき・・・むら?」 
急に中断された愛撫に不安げに幸村を除き込むと闇に潜む獣のような瞳をした幸村と目が合った。 
「申し訳ありません、三成殿。もう・・・限界です。」 
熱っぽい瞳でそれだけ告げると幸村は性急に己の熱く滾った性器を取り出し三成の後腔に宛がった。 
「んぁあっ!!」 
熱い楔のようなそれに一気に貫かれた三成は一際高く嬌声を上げた。 
「・・・はっ・・・はっ」 
一瞬何が起こったのかわからず瞳からは生理的な涙が零れ焦点が合わぬ視界を呆然と眺めていたが、己の中に先ほどとは比べ物にならない存在感のあるその存在に幸村の猛りを感じ取り人知れず三成は幸福を噛み締めた。 
(幸村が俺の中に・・・) 
「動きますよ?」 
「幸村・・・まだっ・・・・だ・・・めっ・・・んん!」 
まだ馴染んでいないにも関わらず幸村は余裕のない動作で腰を引き始める。 
こんな飢えた野獣のような幸村は初めてだった。 
だがそれも自分を求めてそうなっているのだと思うと三成は歓喜のあまりぞくぞくと背筋を震わした。 
「あっあっあっ・・・!!」 
中の襞が楔を出し入れされるたびに摩れ火傷するのではないかと思うほど下肢が熱く感じられるのにそこから得る快楽はかつて経験したことがないほどのもので自然と三成は幸村が動きやすいように腰を浮かせていた。 
「幸村っ・・・もうだめっ・・・イクっ!!」 
「三成殿っ・・・!!」 
腹に付きそうなほど三成の自身が高まって、何もかもが煮詰まって、気持ちいいのに苦しくて、全てを吐き出そうとそう幸村に告げた瞬間、幸村も一際激しく三成の奥底を穿ちどくんっと脈打った。 
「ぁあっ!!」 
目の前にちかちかと火花のようなものが散り、中に火傷しそうなほど熱い液体が放たれたのを感じたと同時み三成も腹に飛沫をまいた。 


結局三成はその後2度達し、幸村も1度達して、その後は雨音を聞きながら幸村の腕の中でどろのように眠った。 
次に目が覚めたときは日が昇り始めており、雨はすっかり止んでいた。 
「幸村・・・?」 
隣にいたはずの幸村が見当たらず三成は不安にその名を呼んだ。 
するとがらりと襖が開いて着物をゆるりと腰元で締めた幸村が現れた。 
「三成殿、お目覚めだったのですね。」 
柔らかい笑みを浮かべ、律儀にも一礼して部屋に入ってくる幸村からは昨夜の姿が想像できず三成は少し可笑しくなりふっと笑った。 
その姿に小首を傾げる幸村を目に、今度はむっとして見せる。 
「何かありましたか?」 
不思議そうに尋ねる幸村に三成は不満いっぱいの表情のまま己の隣に来いと言わんばかりに布団をぽんぽんと叩く。 
まだ目覚めたばかりの三成は全身裸で幸村がそっとその肩に着物を羽織らせてやる。 
「何故居なかった?」 
「何故と言われましても・・・。」 
三成が寝ていた布団は綺麗に整えられていたし、三成自身も綺麗さっぱりとしていた。 
だからきっと幸村が先に起きて昨夜散らかすだけ散らかしたものを片付けておいてくれたのだ。 
三成は幸村が口篭る理由もすべてわかっていたが、それでもその不満をぶつけずにはいられなかった。 
だから己の隣に腰掛けた幸村の逞しい胸に身を預け、むっと頬を膨らませて呟いた。 


「・・・起きたときにお前がいないのは寂しい。」 


 
 
 
	


ただのエロです。
『雨曇』の直後ということでもうドッカーンした気持ちをまんまぶつけた結果のエロです。
幸村は殆ど喋りません。
だってそんな余裕ないから!!←

[2011年 02月 23日]